聖書:創世記12章1節〜9節
説教:「神様の祝福」須賀 工牧師
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https://youtu.be/qslxAlwz8zI
神様の祝福が豊かにありますように、心よりお祈り申し上げます。
2022年06月12日
2022年6月12日 主日礼拝説教音声「神様の祝福」須賀 工牧師
posted by 日本基督教団 石山教会 at 17:56| 日記
2022年06月07日
2022年6月19日 礼拝予告
〇教会学校 9時15分〜
聖書:創世記17章1節〜8節
説教:「アブラハムの契約」
〇主日礼拝 10時30分〜
聖書:使徒言行録14章11節〜18節
説教:「本当の喜びを知る」須賀 工牧師
感染予防対策をした上で、礼拝をささげています。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
聖書:創世記17章1節〜8節
説教:「アブラハムの契約」
〇主日礼拝 10時30分〜
聖書:使徒言行録14章11節〜18節
説教:「本当の喜びを知る」須賀 工牧師
感染予防対策をした上で、礼拝をささげています。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
posted by 日本基督教団 石山教会 at 12:47| 日記
2022年6月12日 主日礼拝説教「神様の祝福」須賀 工牧師
聖書:創世記12章1節〜9節
説教:「神様の祝福」須賀 工牧師
今朝、私達に与えられた御言葉は、創世記12章1節から9節の御言葉です。今朝の御言葉には、「アブラム」という人が出て参ります。後に「アブラム」は、「アブラハム」とも呼ばれるようになります。この人は、イスラエルで「信仰の父」とも呼ばれていたようで、イスラエルの歴史の中でも、特に尊敬された人であったと言われているのです。
ある日、神様は、アブラムに向かって、語りかけました。何をまず語ったのでしょうか。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい」と語られたのです。神様は、アブラムに対して、「自分の家」や「人間関係」から離れるように命じたのです。それは、言い換えるならば、「これからは、『わたし』―神様−の御言葉に従って生きるようにしなさい」「神様に従い、神様と共に生きなさい」と命じられたことになるのです。
しかし、神様は、ただ「命じているわけ」ではありません。神様は、アブラムに対して、命令を下すだけではなくて、約束もしてくださるのです。
その「約束」とは、何でしょうか。一つは、「あなたを祝福する」ということです。「祝福する」とは、「神様が共にいてくださること」、「神様に愛されること」「神様に覚えてもらうこと」です。神様は、アブラムに対して、このような約束をしてくださったのです。だからこそ、「あなたは、神様の御言葉に従って行きなさい」。そのように、神様は、アブラムに命じられたのです。
神様の約束は、それだけではありません。一つは、「あなたを祝福する」という約束でした。もう一つは、「そのあなたを通して、あなたの子どもも、地上にいる全ての人も、祝福します」ということです。つまり、アブラムが、「神様の祝福の源」となるのだということ。神様は、そのような約束もしてくださったのです。
実は、神様は、もう一つ約束をしてくださいました。それは、アブラムが、「カナン」という土地に入った時です。神様は、アブラムに対して、「このカナンの土地を、あなたの子孫の土地として与えます」と、約束してくださったのです。
神様は、アブラムを祝福し、アブラムの子も、全ての人も祝福し、祝福に満ちた土地も約束してくださったのです。しかし、この神様の約束は、とても、不確かです。そもそも、アブラムには、子どもがいませんでした。それに加えて、「あなたの子孫に土地を与える」というのも、実に不確かです。
しかし、アブラムは、この自分を祝福して下さる神様。この神様の約束を信じて、旅を始めたわけです。神様が、約束を守られることを信じて、旅を始めたのです。その意味で、アブラムは、本当に「信仰の父」だと言えるかもしれません。
しかし、アブラムもまた、人間です。失敗をすることもあれば、約束を疑ってしまう。そういうこともありました。アブラムもまた、人間です。そして、人間は、失敗をするものなのです。
しかし、神様は、それでも、この約束を守ってくださいます。人間が、どれだけ弱く、間違いを犯し、失敗をしても、神様だけは、この祝福の約束に対しては、忠実でいつづけてくださるのです。そして、実際に、アブラムから、沢山の子孫が生まれ、その子孫が、カナンの土地に国を立てていくのです。神様は、約束の通りのことをして下さいました。
そして、このアブラムから子が生まれ、その子から子が与えられ、その子からまた子が与えられ、それをずっと繰り返していく先に、真の神、真の人である、主イエス・キリストが、この世にお生まれになってくださるわけです。
そして、この主イエス・キリストの十字架の死と復活を通して、今や、全ての人が、神様の救い、神様の祝福のもとへと招かれているのです。その意味で、神様は、ずっと、神様の約束に対して、忠実でいてくださった。その間も、人間は間違いを沢山犯しました。しかし、神様は、その都度、御言葉をもって、人を養い、育て、その約束を守り続けてくださったのです。
その神様は、今、主イエス・キリストを通して、新しい約束を与えて下さいます。それが、「永遠の命」です。イエス様を、救い主と信じた人は、神様のもとで永遠に生きることができる。アブラムに、カナンの地が約束されたように、キリストを通して、私達もまた、神様の国、永遠の御国を約束してくださるのです。
今、私達もまた、その深い約束を受けたものとして、主のみ言葉に従って生きることが命じられているのではないでしょうか。自分にとって居心地の良い場所は、とても大切です。そこにずっといたいと思うかもしれません。
しかし、それでは、いつまでも、神様の祝福が分からないままです。大事なことは、思い切って、立ち上がり、神様の子どもとして、祝福されたものとして、神様を信じて、新しい旅に出来ることなのです。是非、この神様の招きに、私達も応え、神の国を望みつつ、日々を歩んでまいりたいと思います。
説教:「神様の祝福」須賀 工牧師
今朝、私達に与えられた御言葉は、創世記12章1節から9節の御言葉です。今朝の御言葉には、「アブラム」という人が出て参ります。後に「アブラム」は、「アブラハム」とも呼ばれるようになります。この人は、イスラエルで「信仰の父」とも呼ばれていたようで、イスラエルの歴史の中でも、特に尊敬された人であったと言われているのです。
ある日、神様は、アブラムに向かって、語りかけました。何をまず語ったのでしょうか。「あなたは生まれ故郷/父の家を離れて/わたしが示す地に行きなさい」と語られたのです。神様は、アブラムに対して、「自分の家」や「人間関係」から離れるように命じたのです。それは、言い換えるならば、「これからは、『わたし』―神様−の御言葉に従って生きるようにしなさい」「神様に従い、神様と共に生きなさい」と命じられたことになるのです。
しかし、神様は、ただ「命じているわけ」ではありません。神様は、アブラムに対して、命令を下すだけではなくて、約束もしてくださるのです。
その「約束」とは、何でしょうか。一つは、「あなたを祝福する」ということです。「祝福する」とは、「神様が共にいてくださること」、「神様に愛されること」「神様に覚えてもらうこと」です。神様は、アブラムに対して、このような約束をしてくださったのです。だからこそ、「あなたは、神様の御言葉に従って行きなさい」。そのように、神様は、アブラムに命じられたのです。
神様の約束は、それだけではありません。一つは、「あなたを祝福する」という約束でした。もう一つは、「そのあなたを通して、あなたの子どもも、地上にいる全ての人も、祝福します」ということです。つまり、アブラムが、「神様の祝福の源」となるのだということ。神様は、そのような約束もしてくださったのです。
実は、神様は、もう一つ約束をしてくださいました。それは、アブラムが、「カナン」という土地に入った時です。神様は、アブラムに対して、「このカナンの土地を、あなたの子孫の土地として与えます」と、約束してくださったのです。
神様は、アブラムを祝福し、アブラムの子も、全ての人も祝福し、祝福に満ちた土地も約束してくださったのです。しかし、この神様の約束は、とても、不確かです。そもそも、アブラムには、子どもがいませんでした。それに加えて、「あなたの子孫に土地を与える」というのも、実に不確かです。
しかし、アブラムは、この自分を祝福して下さる神様。この神様の約束を信じて、旅を始めたわけです。神様が、約束を守られることを信じて、旅を始めたのです。その意味で、アブラムは、本当に「信仰の父」だと言えるかもしれません。
しかし、アブラムもまた、人間です。失敗をすることもあれば、約束を疑ってしまう。そういうこともありました。アブラムもまた、人間です。そして、人間は、失敗をするものなのです。
しかし、神様は、それでも、この約束を守ってくださいます。人間が、どれだけ弱く、間違いを犯し、失敗をしても、神様だけは、この祝福の約束に対しては、忠実でいつづけてくださるのです。そして、実際に、アブラムから、沢山の子孫が生まれ、その子孫が、カナンの土地に国を立てていくのです。神様は、約束の通りのことをして下さいました。
そして、このアブラムから子が生まれ、その子から子が与えられ、その子からまた子が与えられ、それをずっと繰り返していく先に、真の神、真の人である、主イエス・キリストが、この世にお生まれになってくださるわけです。
そして、この主イエス・キリストの十字架の死と復活を通して、今や、全ての人が、神様の救い、神様の祝福のもとへと招かれているのです。その意味で、神様は、ずっと、神様の約束に対して、忠実でいてくださった。その間も、人間は間違いを沢山犯しました。しかし、神様は、その都度、御言葉をもって、人を養い、育て、その約束を守り続けてくださったのです。
その神様は、今、主イエス・キリストを通して、新しい約束を与えて下さいます。それが、「永遠の命」です。イエス様を、救い主と信じた人は、神様のもとで永遠に生きることができる。アブラムに、カナンの地が約束されたように、キリストを通して、私達もまた、神様の国、永遠の御国を約束してくださるのです。
今、私達もまた、その深い約束を受けたものとして、主のみ言葉に従って生きることが命じられているのではないでしょうか。自分にとって居心地の良い場所は、とても大切です。そこにずっといたいと思うかもしれません。
しかし、それでは、いつまでも、神様の祝福が分からないままです。大事なことは、思い切って、立ち上がり、神様の子どもとして、祝福されたものとして、神様を信じて、新しい旅に出来ることなのです。是非、この神様の招きに、私達も応え、神の国を望みつつ、日々を歩んでまいりたいと思います。
posted by 日本基督教団 石山教会 at 11:54| 日記